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高麗人参

高麗人参について

高麗人参と聞いて

「何だか健康に良さそう」「手に入りにくく希少なもに」「高価なもの」
だと感じてる方も多いと思いますが

高麗人参とは一体どんなものなのでしょう?

高麗人参はウコギ科の多年生植物で
花・実・葉・葉柄・幹・根からなっています。

名前が野菜のニンジンと同じですが
一般の人参はセリ科の植物なので全く別の種類になります。

 

高麗人参の歴史

高麗人参の歴史は二千年前に遡ると言われます。
当時は韓国、中国北東部などの山岳地帯でしか自生しなかっため
収穫がたいへんむずかしく、
王侯貴族の間だけで珍重される非常に貴重なものでした。

日本に伝わったのは奈良時代で、中国から貢ぎ物として献上されるなど
長い間、高貴な健康素材として重宝されてきました。

 

高麗人参の生息地

アジアの極東地方だけにに自生する植物ですが
江戸時代に種を輸入し将軍吉宗公の時代に栽培方が確立され
今では日本でも長野県東信地方や福島県会津地方、
島根県大根島などで栽培されています。

 

高麗人参の種類

加工方法によって3種類に分かれます

■水参

水参は高麗ニンジンを収穫した後の生人参の状態です。
現地では家庭料理サムゲタンで調理をして食べられたり、
細かく刻んでお茶にする用途が多いです。

■白参

白参は水参を乾燥させた乾燥人参です。
4年目物が一般的です。

■紅参

水参の皮をつけたまま蒸しあげて乾燥させたものです。
紅色になるまで乾燥させる過程で、有効成分のジンセノサイドの量が多くなるので
薬効は水参、白参よりも高いとされ、また長く育ったものはより価値があります。

 

高麗人参の栽培について

高麗人参の栽培には長い時間と大変な手間がかります。
厳選した栽培地での土壌づくり、種まき、収穫に至るまで
実に4~6年の歳月をかけます。

また高麗人参は一度栽培すると畑の栄養分を全て吸い取ってしまうため、
土を休めるために10年もの期間が必要とされ、
実質高麗人参の栽培サイクルは15年以上かかってしまうため希少性が高く値段も高くなってしまうのです。

 

高麗人参の効果

疲労回復、免疫力強化、体質改善、血圧の正常化

冷えむくみ、関節痛や神経痛の軽減、

ガン予防、美肌効果、更年期障害の改善

髪への栄養補給、痴呆症予防、精力減退の補強など